今日は!
ルミナリエは1996年12月の
2回目の開催から
毎年ルミナリエを観に行く
サチオリです。
神戸ルミナリエがはじまったのは、
震災のあった1995年ですが、
そのときは、震災後の混乱と
大阪で仕事をしていて、
神戸西の仮設と大阪を往復する毎日・・
1995年のクリスマスの頃は、
ルミナリエというイベントが
神戸で行われていることすら
知りませんでした。
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Contents
優しい光と音楽に包まれる幸せ
神戸の中華街、南京町のある
元町側からルミナリエの光の回廊を
歩き、三宮南側の東遊園地までくると、
木陰から光の巨大な壁掛けスパッリエーラ
が現れます。そのなかを歩くと、
小さな光の聖堂カッサアルモニカがあり、
その前で光に包まれていると、
なんともいえない厳かな気持ちに
なります。
しかし、そこで帰ってしまっては
少し残念です。
さらに、
公園の奥には、
噴水の周りに取り付けられたLEDが、
コンピューターで操作されて音楽で
点滅して踊るルミナリエが見られます。
そこでは、軽食とドリンクの露店もあり、
踊るルミナリエやジャズ演奏を
鑑賞しながら飲食もできるようになっています。
上田 益の音楽
ルミナリエの厳かさをさらに
演出するのが、
上田 益氏が作曲、作詞を提供する
讃美歌のようなルミナリエ曲です。
上田 益氏は1956年大阪生まれ、
京都市立芸術大学音楽学部の
作曲専攻を卒業されています。
上田 益氏は、
広島アジア競技大会の開会式、
閉会式の音楽、長野オリンピックの
公式音楽をはじめ、NHKの番組用
音楽や、「1リットルの涙」、
「黒革の手帖」などのテレビドラマの
ための音楽も手掛けています。
上田 益、森悠子作詞のラテン語等のコーラスは、
ルネサンス期やバロック期の
宗教曲を中心に唄う日本のグループ、
Vox fumana(ヴォックス・フマーナ)と
神戸と東日本震災追悼のための上田氏主催の
神戸いのりのとき合唱団、
NHK全国学校音楽コンクールを
5年連続県大会金賞の柏木小学校合唱団
が唄い、演奏は長岡京室内アンサンブルと
フルート奏者の水越典子と
ハープ奏者の村上ひろみの
面々の演奏ということです。
ルミナリエ会場に流れるラテン語の
コーラスや演奏が日本人による
作詞作曲であるということに
信じられないという衝撃を
受けたものです。
今年のルミナリエのLEDの数は過去最高の51万個
2011年から試験的に一部LEDを取り入れ
はじめた神戸ルミナリエですが、
白熱電球にくらべ、
暖かみが足りないのではとの
反対意見もあり、
2014年には白熱電球のみにもどった
のですが、2015年からは、
本格的にLEDに切り替えられました。
今年はその数も過去最高の51万個の
LEDが取り付けられました。
2015年からのダンシング・ルミナリエ(踊るルミナリエ)
一時的に白熱電球にもどった
ルミナリエが、なぜ再び
LEDを使用することになったのか、
推測の域はでませんが、
その理由として、
節電のほかにも、
LEDに切り替わった2015年から、
スパッリエーラが立つ東遊園地の
端のさらに南にある噴水に、
取り付けられた円形の光の壁のLEDは、
1日に何度か時間を決めて、
音楽に合わせてLEDが踊るという
新しい試み(ダンシング・ルミナリエ)
がはじまったことが揚げられるでしょう。
これはおそらくLEDでないと
実現はむずかしかったでしょう。
第1回目の2015年に、そのルミナリエは
強風で倒れてしまいましたが、
改良を加えて、毎年見ることができます。
まとめ
通常のコースは、
元町側から並んで、
1.フロントーネ(玄関)
を通り、
2.ガレリアコペルタ(光の天井)
3.ガレリア(光の回廊)
をくぐって、
南遊園地にでて、
光の教会のような
4.スパッリエーラ(光の壁掛け)
とカッサアルモニカ(光の聖堂)
に入った後、公園南側の
噴水広場の
5.踊るスパッリエーラ
ですが、
込んでいるときは、かなり蛇行して
玄関にまで行くので、
三宮側から、4.5だけを回って、
露店で食事したり、
南側でジャズを聴きながら、
ホットワインや日本酒を
飲むこともできます。
しかし、公園から、ガレリア(光の回廊)に
さかのぼって行くことはできませんので、
ご注意ください。
2018年神戸ルミナリエの開催期間
12月7日(金)~12月16日(日)
2018ルミナリエ点灯時間
月~木 18:00~21:30
金 18:00~22:00
土 17:00~22:00
日 17:00~21:30