今日は!
以前は、元町商店街のなかの書店、
海文堂によく通っていたサチオリです。
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神戸の繁華街といえば
三宮ですが、実は一番神戸らしさが
残っているのは、
三宮から西に6分から10分ほど
歩いていったところの、
元町大丸付近と
元町商店街でしょう。
海文堂のように、今は無くなってしまった
老舗も少なくありませんが、
かつての雰囲気は漂っています。
Contents
神戸元町商店街のユニークな映画館
その元町商店街のなかに、
ユニークな映画館があります。
その名は元町映画館。
間口は狭いながらも、
神戸のシンボルポートタワーと
六甲山を配した、
独特のロゴが目を引きます。
元町映画館は、
小児科医の堀忠氏が、
私財を投入し、
10年の月日を経て、
2010年にオープンさせた、
地域と映画の復興のための
コミュニティー的な
映画館です。
元町映画館では、
新作だけでなく、
テーマ別の上映や
アートな企画、
イベントも行われています。
草間彌生のドキュメンタリーも上映
この秋にはアート企画として、
松本貴子監督の、
アーティスト草間彌生のドキュメンタリー、
『≒草間彌生 わたし大好き』が
上映されていました。
池谷 薫の特集で『蟻の兵隊』ほかを上映
現在、
12月14日(金)まで,
ドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』をはじめ、
『延安の娘』、『先祖になる』などの
ドキュメンタリー映画やTVドキュメンタリーで
数々の賞を受賞している池谷 薫氏の作品を
特集して上映されています。
池谷 薫氏とは?
池谷 薫氏は1958年、
東京で生まれたそうです。
同志社大学卒業後、
『延安の娘』(2002年)、
『蟻の兵隊』(2005年)、
『先祖になる』(2012年)
の監督やNHKドキュメンタリー
の演出で話題作を数多く提供している
ドキュメンタリー作家兼映画監督です。
元町映画館で『池田薫ドキュメンタリー塾』を開講
2017年10月からは、元町映画館で
池谷 薫氏主催の
池谷薫ドキュメンタリー塾が開講されて
います。
受講者は、一般から応募されているようで、
年齢性別関係なく、
現在10代から80代までの様々な年齢層の
かたがたが25名ほど学ばれているようです。
池谷氏の活動の本拠地も、
本格的に神戸に移されたようで、
甲南女子大学の教授も
されています。
再新作『ルンタ』はチベットで取材したドキュメンタリー映画
最新作『ルンタ』(2015)は、
チベット人への弾圧、
非暴力の問題を提議した
問題作です。
池谷氏は12月9日の
元町映画館でのトークで、
何でもよいから、今起きていることに
目を向け、関心をもつことの
重要さを説いています。
まとめ
池谷 薫氏とドキュメンタリー塾の
熟生の活動が、今後どのように、
元町の小さな映画館で、
育っていくのでしょうか・・
とても気になりますね。
新しいドキュメンタリー作家の誕生も
そう遠いことではないかもしれません。
池谷薫監督特集
元町映画館
12月8日(土)~12月14日(金)
シネ・ヌーヴォ 大阪
12月15日(土)~12月21日(金)